夜の足音が聞こえてきて
読みかけの本に栞をはさむ
いつだって君は早足気味で
言いそびれた言葉を指でなぞる
長く伸びた影にそっと打ち明けたこと
夕暮れが染める色に
紛れて空に溶かした
繰り返すだけの日々を
簡単に変えてしまった
きっと君は 気が付いてないだろうけど
重ねた言葉たちが 少しだけ勇気をくれたような気がした
季節が変わる前に
♪
友達のままでいればきっと
みんな楽しいままでいられるかな
時間はいつも早足気味で
誰かの気持ちを置き去りにする
難しいこと とりあえず保留にして
夏が来たらどこに行こう?
早口でまくしたてた計画
♪
夏が来たらどこに行こう?
何度でも話をしよう
眠れない夜の星も
すれ違う言葉達も
きっと君が いなければ会えなかった
誰かを好きになって
こんなにも胸が苦しいこと知っても
後悔してないよ
季節が変わる前に
聞かせて
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