美しく彩られた
この街の色が見えない
壊れた眼(レンズ)には 哀しいかな
現実が写る
自分に愛されてる
その根拠の無い安心は
他の誰でも無く
自分が裏切った
手を伸ばしてみたら
あの虹に届くだろう
どうしたって届かない
幻想には触れない
コノハのように 風に吹かれ
越えてゆきたい 全てを忘られる場所へ
狂おしい程に枯れた'誓い'を
いつかの自分や
悪戯に切り刻んでくれよ
♪
テラリウムに閉じ込められ
踊らされる鼠どもが
何も知らないまま
その息にピリオドを打つ
日々に追われていた
混迷と無秩序の中
健闘も虚しく
道は塞がれた
目を凝らして見れば
救いがまだあるだろう
こんなにもやるせない
世界なんて許せない
コノハのように 風に吹かれ
越えて行きたい この虹彩(め)が憶えてる場所へ
雲の隙間がおとす光芒(ひかり)を
この背に授けて あの日描いた世界線まで
飛べ
♪
確かなモノなんて無い
舞い風の赴くまま
♪
手の中で揺らめく
命がまだあるだろう
今にも消えそうな
今でも燃える炎
コノハのように 風に吹かれ
辿り着いたんだ あの日君が憧れた未来
晴れ渡るこの空の光輝(ひかり)を
この眼に焼き付け
絶望を切り刻んでくれよ
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