その気配が感ぜられた
四六時中を思い出しては
空の色さえ変えた
心の変わり様に呆れた
二人にだけ聞こえるよな
囁きを絶えず繰り返して
誰の目にも見えない
手つかずの場所へ迷い込んだ
次の迎えを待つのは
野暮だと心得ていた
いずれにせよ
あなた以外に望みは無いから
構わずに 構わずに
話を続けてよ
身に覚えが無いでしょうけど
知らぬ間にいくつも傷ついた
人づての喜びに
蓋をする私を見届けて
♪
また拾い物 気休めの切れ端を
少しずつ 千切ってしのいだ
まだ見ぬ幸せなど
野暮だと心得ていた
どちらにせよ あなた以外に
次の迎えを待つのは
野暮だと心得ていた
いずれにせよ
あなた以外に望みは無いから
構わずに 構わずに
話を聞かせてよ
誰もいない場所へ
私を連れ出して
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