同じはずの夜
僕だけが違う
通りすぎてく 凍りついてる
日々が 日々が ただ鮮やかに
雪解けを急かす
思い出したのは 忘れてたから
明日0時発スピカ行のバスで
君の手を握った 逃げたくなった
街の灯りで輝く君の目が
とても綺麗だった
本当さ あぁ そのまま
♪
同じはずの夜
僕だけが違う
通りすぎてく 凍りついてる
日々が 日々が ただ鮮やかで
待ち人来らず
重ならない影を 照らし出すのは
明日0時発スピカ行のバスで
曇りガラスだった 見えなくなった
街の灯りが遠のいて世界が
ここで今 終わった
本当は あの日がまだ
♪
ただ覚えていて
ずっとここにあった
ありふれた時間を
ふっと浮かんで消えるような
思い出みたいになりたい
「またあとで」の続きも
最後まで 聞けなかったな
読みかけの小説 置いたまま
観ていた映画も途中だな
繋ぎ止めていた「さよなら」
誰にも言わなかった
明日0時発スピカ行のバスで
君の手を離したときから
わかっていた
街の灯りで輝く君の
その目は きっと綺麗だ
たとえそれが違う場所であっても
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