胸に沁み込むくらい悲しい映画を見た
髪を切りすぎた でももう君はいないのに
残像の中に見出した いくつもの影を追いかける
見開いた両目の儚さが 切なくてまだ見えない明日へと歩き出す
遠回りしてみればいつかは会えるかな 声が聞こえて振り返るふりしてみたりして...
見失っても泣かないでおこう 一人だけれど笑っていよう
切りすぎた髪もまた伸ばそう そうしていればいつか君が戻ってくるかもしれない
遠回りしてみれば いつかは会えるかな 声が聞こえて振り返るふりしてみたりして...
あの坂でつまづいた時の傷から また血が出てきた だから思い出す君の顔を...
僕は今、夜の街灯を 見上げながら通り過ぎて行く
髪を切りすぎたせいなのか ふとそんな空想を描いて笑った帰り道
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