狂い始めた夜に 月が哭く
声が囁く森に 往く螺旋
終焉に潜む 灯りが誘う
暗闇の先 囚われた者よ
満たされた天秤に 何を沈める
廻る命の軌跡
浮かぶ白い闇 瞳を閉じた月の影
命の枷が崩れ落ちても
何度でも 壊れ強く刻みあう
灰の海に沈め
地に還れない 私はいま
朽ちずに花 凛と咲いて
♪
何の為に咲いて 何のために散るか
有情も 纏えない鬨
猛る灯の選別 砕く死の残響
踏み越えては 無上の糧へと
霊廟に 響く音は
強く 強く 昂る胸
とどめも刺せぬ この身を貫く
終わらない 運命の渦
堕ちる空を往き 番う夢消えぬまま
私の中に芽吹き始める
啓く花 導くは夢の軌跡
誰の為に生きる
地に還るより 私は蘇る
朽ちない 徒花の名は無くても
命を屠り 闇に溶けて
静かに眠るまでは
いつの日か 夜を超えて
扉が開く時を待つの
♪
今は届かぬ 遠い木漏れ日で
微睡む その先 旅立てるのなら
過ぎ去った日も 揺らめいて 狂おしく
刻まれし 血と抗う眷属の証
遥か 朧げな砂の都市は宵闇に
命の枷が崩れ落ちても
魂の檻を壊し 駆け抜けろ
死者を憂い 進め
地に還るより 私は蘇る
朽ちない 徒花が咲き乱れて
天に届く 骸を背にして
駆ける死のその果てまで
いつの日か 夜は明ける月に還る
果てぬ戦火の花 咲い
Поcмотреть все песни артиста
Sanatçının diğer albümleri