棺の中から目覚めた夜に
君の顔思い浮かべ
羽ばたいていく鳥たちの夢
掴んで消えた欠片さえ
明けない闇
終わらないメロディー
ずっと
傍にいてと願っても
止められない時間と
ずれていく二人の命
色褪せた言葉を
胸に留めているから
いつでも君を忘れないから
独りきりの夢
覚めないで
このまま暗闇に堕ちて
耳元で囁く声
あの時の懐かしい声
置いていかないで
独りにしないで
君を愛したことさえも
いつか消えるなら
心も一緒に
「君のため」と
差し出した肌に
牙を立てるその痛みも
流るその赤も
きっと二度と消さないで
君とずっと
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