何も知らないままで
眠りに落ちていく独り
思うように動かない
この手をぶら下げて
闇に潜んだ囁きが
僕を殺していくそっと
感覚も麻痺させて
揺らめく
砕けた感傷は嘘のように
赤く染まる心の色
止めどない濁流もこの痛みも
全て壊して消し去っていく
答えを知ろうとして
その手を掴んだことも
何処かで見たはずの
景色も分からずに
僕のことを呼ぶ声が
ひどく懐かしくて何故か
知りもしない名前を
溢した
夢を見てたようだ
もう逢えないの
君を少しずつ忘れていく
形を失ったその言葉が
胸の内に溶けて消える
喉に刺さったこの棘の
痛みは憶えてる だから
いつまでも消えないで
二人で
手放したらもう戻らないと
君が見せる光の意味
何処まででもずっと
落ちて行こう
僕らだけで永遠に
砕けた感傷は嘘のように
赤く染まる心の色
止めどない濁流もこの痛みも
全て壊して消し去った
夢を見てたようだ
もう逢えないの
君を少しずつ失くしていく
形を失ったその言葉が
胸の内に溶けて消える
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