あなたの居ない陽の匂い
途切れそうな藍の記憶
きっと微睡ながら ずっと彷徨いながら
つづきを求めて探す
♪
隠した唇の跡 曖昧な夜に仄めかされて
息を潜めて 嘘をついた
陽の光がいつも君を奪い去る
消えゆきそうな 夜降ちを恐れて
言葉を探した
未熟で歪んだ罪を踏みつけて
終わらないように言葉を結んだ
不安定に堕ちてゆく
儚く美しい夜の破片を探して
綺麗に滲んで溢れて 触れていたい
♪
平行世界の夜に
川瀬に佇む姿
あなたは美しい
ひとつになりたくて なれなくて
嘘をついて またふたつになった
♪
あなたが居たら騒がしい朝も
なにも見えない夜降ちも
瞼の裏にいる君を見つめて
抜けていける ほどけてく
不安定に堕ちてゆく
儚く美しい夜の装いを求め
綺麗に滲んで溢れて 触れていたい
歪で美しい散り花が水面を抱くように
淡く滲んで触れていたい
♪
くだらない朝に怯えて
落日を裏切って
ふしだらに嘘を鏤めて
くだらない朝に怯えて
落日を裏切って
ふしだらに嘘を鏤めて
嘘を重ねてく
嘘を重ねてく
僕らまだ美しい
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