彩、音、仕組まれた カタチばかりで
何が偽物だか 分からなくなってんだ
押し潰されそうな日々
自分自身が誰で何をしたいかすら
忘れてしまいそうで
「予定調和の世界なんて御免だ」
そう呟き君はギターを持った
あの日の歌はまだ響いてる
愛を歌ったって 相容れなくたって
心臓は同じ位置「僕はここだ!」って僕を脅してんだ
心の傷跡が開いてしまうくらいに
僕の内側 乱反射した歌を歌いたいだけなんだ
♪
極彩色のキャンバス あぶれた灰色
六畳一間 狭い部屋で 世界を歌っている
期待してくれなんて頼んでないから
これ以上僕の音奪わないでよ
誰が笑ったって 間違いばっかだって
細胞はまだ疼いて「僕はここだ!」って食らいついてるんだ
心の傷跡が消えないうちに叫んだ
堰を切ったよう溢れ出した歌を聴いてほしいだけなんだ
他人はそれを「逃避」だと言うけれど
夢が僕を汚すのなら
僕は現実を汚してやる
それでいいだろ あぁ
♪
全部変わったって 何も変わらないね
掻き鳴らす弦の音「僕はここだ!」って存在証明だ
世界の真ん中で 今も間違い続けてる
何時か全部がひっくり返って
光が射すまでここで歌おう
ちっぽけで大袈裟な証明を
証明を
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