青春のいのちを無駄にして
俺に埋れて 生きるやつ
路地裏二階の間借りの部屋で
遅い帰りの 俺を待つ
お前は俺の お前は俺の
こころの奥に
やすらぎ点す 夢ほたる
肩身せばめて ただ一人
寒い世間に 耐えている
おまえが命の半分だよと
抱けば涙で すがりつく
お前は俺の お前は俺の
こころの冬を
温めてくれる 夢ほたる
裏街の花屋にベゴニアの
色がこぼれて 春日和
返らぬ昔を振り向くよりも
ふたり飛ぼうかもう一度
お前は俺の お前は俺の
こころの空に
明日を運ぶ 夢ほたる
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