6月の街 降り出した雨
ビルの隙間の 小さなヒマワリ
固く結んだつぼみを濡らして 静かに佇む
止まない雨の中 ひとりで
立ち尽くす僕にも いつかは
灰色の雲の向こうに広がる
青空が見えるかな
夢見た空は 今は遥か遠く 遠く
夢追う僕を 待ってはくれないけど
今日より前に進み続ければ きっと
たどり着くって 信じてまた歩き出すよ
夏の日差しが 照らす場所へと
♪
アスファルトの上 黒い足跡
梢にとまる 小さな雛鳥
立ち止まらずに 通り過ぎていたら
知らなかった景色
雨の中 巡り合った君は
僕の隣 歩いてくれた
ひとりじゃないこと 支えあえること
気づかせてくれたよね
あの日の君は 「そのまま進めばいい」 と
戸惑う僕の背中を押してくれた
ありがとう 何度伝えても足りないね
会えないときも 誰よりも近くに居たい
強い絆が 枯れないように
♪
ああ 僕の声は 君にも聴こえるかな
別々の道で 季節を数えても
積み重ねた笑顔は 特別なストーリー
決して忘れない
見上げた空は どこまでも青く 青く
濡れた街を優しく包み込んだ
つぼみのままの 6月のヒマワリが
風に揺れて 微笑んでいる
夢見た空は 今もまだ遠く 遠く
夢追う僕を 待ってはくれないけど
光を浴びた 夏のヒマワリのように
花咲く日を 信じて歩き続けるよ
秘めた想いが 花開くまで
花開くまで
花開くまで
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