どれだけあなたを泣かせたら
足りないところが見つかるの
肌色、桃色、夜の糸
ほどいてあげようか
恋は砂時計
終わりを待つ物語
二人はめぐり逢い
時の欠片に重ねる想い
だから
迷子のように名前を呼ぶ
こんなに近く
見つめ合っているのに
胸の奥は月の陰に
それでもあなたの見る夢は
切ないくらいに華やいて
肌色、桃色、夜の糸
小指に絡めてる
叶わぬ願いも
甘く香る恋心
ほのかな予感も溜め息も
愛する人よ
めぐり逢えたのだから
忘れないで その涙はもう
こんなに近く互いの身体で今
分かち合える一つに溶けてゆく
いつしかあなたが囁いた
優しい嘘さえ愛してく
肌色、桃色、夜の糸
心を締め付ける
色は匂えど散りぬ想い
今宵はめぐり逢い
瞬き一つ 恋しさ二つ
こんなにあなたを愛したら
背中を見るのが怖くなる
肌色、桃色、夜の糸
言葉にならない
どれだけあなたを泣かせたら
足りないところが見つかるの
肌色、桃色、夜の糸
ほどいてあげようか
ほどいてあげようか
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