閃光に悼み掌を合わせて瞼落とした
何方様も外方を向いて歩めどふらふらり
己も見えぬ目ん玉と聞こえぬ談笑を沼田打つベろ
愛想で哀訴を媚びる矮小
此の現世に答えは在るか
手に入れたその答えを抱き独法師の無理心中
さようなら
此れが己が命を賭した末路か
夢の殻に閉じ籠り知らぬが仏と悟れば
生きる事の飢え 死する事の渇き 喰らい呑み干す人の宴
夢で見た現世の夢 哀れ 知るが煩悩
臆の奥に措いた真は言わぬが花の蕾
焦がれた想の灰舞う
閃光に垣間見た其れは汚なくも華やかで在り
握る手に喰い込む爪の痛みに喉鳴らす
触れぬは憾むと知る 触れるは愁いと知る
さぁさ 御開帳
今宵夢を抉じ開けて甘露に頬を染めれば
酸いも甘いも薄氷の如く 張り子の夢は人の瞞
今宵咲き乱れ顕 故に舞い乱れ淫ら
臆の奥に措いた真は息潜め脈打つ
枯れ木に花咲かせましょう
春の風が頬を撫で縺れ惑う私を嗤う
在りもしない もし が絡み付く
今
心縛る朱い糸 辿って天 そらを仰げば
私を操る物言わぬ私 夢見る夢は人の瞞
今宵花の宴に興じ 私 をかなぐり捨てて
臆の奥に咲いた真は産声を張り上げ
枯れ木に満開の桜
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