なんとも言えない気持ちが
時計の針に絡まった
絡まって
もうどうしようないくらいに
もうどうでもいいくらいに
もつれて動かなくなっていた
ガラスに映った逆さの街で
我先と急ぐ 呼吸の波に流された
夜の足音が 太陽攻め立てて
一日のニュースが電波に乗り始める
赤く染まり行く街の中で
息詰まるような距離感の中で
諦めの悪いリアルに夢重ねて
生きながらえて 扉を開けていく
♪
人気を避けた感情が
ネットの電波にぶら下がる
ぶら下がって
融合して混ざり合って
連綿と折り重なって
都市計画を運命づけた
灼け返す午後に別れを告げて
都会の黒さに記憶のレイヤーはか弱くて
空気に馴染んだ街の目には
眩しすぎた赤信号
♪
僕らは燃え尽きるまで生きて
喜怒哀楽を頭上に掲げて
熱を溜めこみ気を吐いて夢を見て
誰かの夜の寄り添う歌となる
赤く染まり行く街の中で
息詰まるような距離感の中で
諦めの悪いリアルに夢重ねて
生きながらえて 扉を開けていく
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