そう簡単な祈りだった 端から
段々と消える感嘆
今から
緞帳が上がるから
静かな
会場を後にさよなら
♪
言いかけていた事が一つ消えてまた増えて
背中に後ろめたさが残る
従いたい心根を吐き出さぬように込めて
胸の中が澱のように濁る
受け止めたいことが自分さえ抱えられず
持て余したそれを守っている
霞んだ声はからからに喉を焼いて埋め尽くす
何を言うべきか分からなくて
感じてたものが遠く放たれていた
同じようで違うなんだか違う
何時まで行こうか 何処まで行けるのか
定かじゃないなら何を想うの
僕らが離れるなら
僕らが迷うなら
その度に何回も繋がれる様に
ここに居てくれるなら
離さず居られたら
まだ誰も知らない感覚で救われてく
♪
平穏とは消耗を以て代わりに成す
実際はどうも変わりはなく
享楽とは嘘で成る
「綻ぶ前にここを出ていこうか」と
都合の良い願いを同じ様に同じ様に呟く
何処から聞こうか 何を見失うか
定かじゃないから此処を動けない
僕らが疲れるなら
これ以上無いなら
その度に何回も逃げ出せる様に
心が守れる様に
奪われない様に
互いに託して
身体を預けてよ
♪
君と泣く
君と笑う
君と怒る
君と歌う
君と踊る
君と話す
何時まで続くだろうと同じ様に同じ様に呟く
いま忘れないよう刻まれた空気を
これから何度思い出すのだろう
僕らだけが
僕らが離れるなら
僕らが迷うなら
その度に何回も繋がれる様に
ここに居てくれるなら
離さずいられたら
まだ誰も知らない感覚で僕の生きているすべてを確かめて
正しくして
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