秋の終わり 肌寒い通学路
笑いふざけ合う三人のお友達
別れ一人きり 路地裏で
少女そこで見た 一ツ眼の殺人鬼
目を覚ますと 白い壁病院で
すぐに駆け寄った二人の男の子
「君と同じように切り裂かれ
死んじゃった人がもう2人もいるんだよ」
「犯人は誰?」
生き残った少女は
「思い出せない」
憶えてるのはひとつ
ああ 一ツ眼リッパー? 少しだけ
脳裏に浮かぶのあの子の笑顔が
血のつながらない弟が
少し前からおかしくなったこと
『僕だけの姉さん』
彼はとても臆病な男の子
だけど本当は優しい人なのに
いつからか少女は怯えてた
姉に執着する異常な弟に
被害者は皆
少女の知る男の子
どこに居たって
後をつけられている
ああ 一ツ眼リッパー? 怯えてる
「あの子は必ず私を殺すよ」
「それならずっと傍に居るよ」
恐怖を飲み込み手をとる友達
『僕が守ってみせる』
ああ でもねそれが本当ならさ
「私があの子を正してあげなきゃ」
姉弟二人で路地裏を
歩いた先に血だまりが一つ
ねえおかしいのよだってほら
この子は今まで私と二人で
一ツ眼リッパー笑ってる
「本当の犯人は?」
「なあ だから言っただろ "傍に居る"」
ゆらりと笑ったその顔知ってる
「傍に居るから 他の奴は
殺さないとまた寄って来るだろ?」
姉を庇って血が舞い散る
泣き叫ぶ少女見下ろす彼の眼
正気の沙汰ではないと知る
「これからはずっと二人で居られる」
それは誰のハッピーエンド?
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