絶望なんて誰が決めたんだ
前例なんて僕は信じないから
命知らずは往く 爛々と
どうやって生き延びようかって企むのが好きだ
無難に染まれば賢明なんてのは
味気なくてさ 思わず吐き出してしまったな
幻でも今はいいんだ
濁った水 皆飲み干して
そしてまた尽きるまで足掻いてやる
まだ終わっちゃいないんだと
絶望なんて誰が決めたんだ
前例なんて僕は信じないから
ねえ本当に怖いのって いつか死ぬ事よりも
生き余してしまう事
散々だな 節々も痛んで
それでも最後まで見ていたいから
カラカラの荒野に命知らずが往く 爛々と
そういえば何で歩いてんだって 思う程に滑稽だ
ああ動機なんてもうどうだって良い
酔狂と浪漫 どうか僕に糧をくれよ
忘れちゃいない 何一つだって
醒める度に今も浮かんで
もう二度と還らない瞬間が
進めって叫んでる
絶望なんて誰が決めたんだ
手痛いほど打ちのめされたんだろ
今更傷の一つや 騙し騙しの純潔
明日の為にくれてやれ
一生なんて使い捨てなんだ
余すような最後は御免だから
継ぎ足した衝動でまた今日も打ち鳴らす 爛々と
待てよ 折角そんだけ溜め込んだヘイト
ほっぽってどこ行こうって言うんだ 逃げんな
待たない どうせ苦渋の選択に浸ってる隙に
全部が手遅れになるって もうわかってんだろ
絶望なんて誰が決めたんだ
前例なんて僕は信じないから
解き明かせない予感が 鳴り止まない鼓動が
まだ行けると疼いてる
そしてまた朝焼けの方へ
ねえ 僕は何者になるんだろう
カラカラの荒野に命知らずが往く 爛々と
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