随分長いこと経ったの
ほら大きく育ったでしょう?
貴方が放り投げた言葉が私のお腹を抉り回してやがて子宮の中へと入ったわ
穴がようやく塞がった頃それは急に暴れ幾度なく続く痛み無き痛みに何度も泣き叫び吐き気と発作に悶えてきたの
ねぇこんなにも上手く笑えるようになったわ
誰もこの子に触れようとさえしない
忘れるな忘れるな
此処は
忘れるな忘れるな
真層
求めていないのは貴方達でしょう?
キレイな皮が剥がれ落ちないように祈りましょう
痕だらけのこの躯無しじゃもう生きられない
絶望wordsを投げ返すなんて出来る訳無いよ
ただ真っ赤に染まった私を見て
疑似だろうが夢だろうが要るのは貴方も私も然れど愛
紙飛行機さえ墜とす土砂降りの雨
悲劇の舞台を彩る極上のスパイス
熟れたこの子も喜んでいるわ
Audienceも笑っている笑っている笑っている笑っている笑っている
遠い目の貴方も癒えた?
きっとそうなのでしょう
綺麗な夢は夢のまま崩れ落ちてしまえ
全ての優しさから私をね 遠ざけて
絶望wordsは私だけにお似合いな事を知っている
一度だけでいい 今の私を知って
I love you
死んだように存在してる
「私」を殺めた貴方たちの為に
死ぬまで愛をくれてやる
私の朧気な記憶の中で
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