ポケットの中 手鏡一つ
ポケットを叩きゃ私は二人
シューゲイズ 耳鳴りは 贖罪意識
私はマイナスゼロの中
チムチムチェリーの旋律になるの
ダウニー香る頃 私は空よ
そんな話を数千回
アレの後の虚無も相まって
そんな話を数千回
仕舞いにゃ俺は泣きたくなる
嗚呼 また金属的な恥だけあの娘の身体に消えてった
♪
分別のマスカレイドで
呪われた果実に私がなれば
未開の部族みたいに求愛してよ
そんな話を数千回
アレの後の虚無も相まって
そんな話を数千回
仕舞いにゃ俺は泣きたくなる
嗚呼 また金属的な恥だけあの娘の身体に消えてった
♪
情と色の間抜けな方便
幻に媚びを売るみたいに
果てた後のザラつく感じ
幼さが何かに妙に汚らわしく想えてく
されど一人になり やおら
アレの後の虚無も消え去って
夜を漂って行く内に
次第に誰か抱きたくなる
頭は保留中のエーデルワイス
首から下だけ別の人
道行く人の貞操感に
仕舞いにゃ俺は泣きたくなる
嗚呼 今 俺の中で確実に 何かが弾けて死んでった
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