目覚めたら俺は恐ろしく醜い化け物だった
姿見に写す度胸はないが 直感だけでも解るのさ
身体はまるで鉛の様で 血液は全てメロディで
這いずりながら「あ」と「え」の間
あたりの発音で唸るのさ
♪
卑しく蠢く欲望をあやすために街に出れば
人はさほど人など見ていないらしく
この姿に反応もしない
血を売り歩き生きて行こう 喰えぬなら喰わぬまでさ
体内で溢れるメロディは 売り物と遜色なく想えた
血だけに欠陥品って おあと最悪
嗚呼 今日も世界は俺の才能には気付かない
一山幾らのロックバンドに紛れて
ドレミファソラシドのアナグラムは消えて行く
コレより非道いのかい?
俺の心血に爛れたロックンロールは
♪
曇天を舐めるミサイルが忖度の闇に消える
犯されたのは尊厳の領土
知らぬ存ぜぬなど通さない
俺は醜悪な化け物さ せめて静かに暮らしたい
ねぇ あんた代わりに戦って 無知を叩いたその鞭で
雨溜まり スニーカー 侵入 不快感
嗚呼 されどマグマは俺の足元にも及ばない
一山幾らのロックバンドに紛れて
紡ぎだす言葉はノイズにさえ成り得ない
コレより非道いのが
俺の心血に爛れたロックンロールさ
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