暮れてく今日の終わりは
寂しさ背負う向日葵と
ため息の隙間
埋め尽くしていく波の音
君の手を離した時
風が二人に終わりを告げた
「振り向かないで」
波打ち際 光る境界線
もう消えない傷跡の様に
蒼く光る夜空は涙色に染まって
まぼろしの果てにはなにもないよと
深い海に飲まれて もう二度と戻れない
虚しく漂う二つのメモリー
♪
華やぐ街の隅には
主役になれないビルの陰
ネオンも届かない
茜く錆び付いた約束
♪
戻れない止められない
時計仕掛けの世界の隅で
全ての中に決まった未来があるのならば
あぁ 僕らに教えてください
蒼く光る夜空は涙色に染まって
まぼろしの果てにはなにもないけど
深い海に飲まれて もう二度と戻れない
虚しく漂う二つのメモリー
永遠の夜へと溶けていった君の影
追いかけてもそこには辿り着けなくて
それでも僕には同じ季節が来るから
二人だけのあの海は消えない
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