汽笛が鳴れば素っ気なく
もうこれまでと旅ゆく人
泣けば切ない、笑えば尚更
だから悲しみ一つも残さないで
家族と別れ、友と離れ
どこで暮らしても僕は僕で
そういう考えはやめておけ
生きた轍を君と呼べ
ああ大嫌い 悲しい事は
なのに僕らさよならばかり
どこにも行かないで
ずっとこの町で暮らして
歳をとって死ぬまで
笑って生きてたいよ
できればこっそり出てってくれ
悲しみ一つも残さないで
♪
旅ゆく人は荷物も少なく
望郷、忘れ難き思い出も
始発駅に全部置いてくるから
青森駅は感傷だらけ
夢は夢だとうそぶいた
叶えてこその夢だと誰かが言った
夢を終えた奴らに耳を貸すな
君の夢なら 君が夢見ろ
ああ大嫌い 苦しい事は
なのに僕ら戦ってばかり
どこにも行かないで
ずっとこの町で暮らして
歳をとって死ぬまで
笑って生きてたいよ
できればこっそり出てってくれ
悲しみ一つも残さないで
♪
戦う人よ傷を癒せ
道半ばで倒れる事なかれ
「命など惜しくない」と言うが
君を惜しむ人がここにいる
先は長いが終わりは早い
焦りはじめてからが始まりだ
その先の事は僕も知らない
言いたい事はこれで全部
ああ大嫌い 寂しい事は
なのに僕ら旅立ってばかり
どこにも行かないで
ずっとこの町で暮らして
歳をとって死ぬまで
笑って生きてたいよ
汽笛が鳴るから僕も行くよ
悲しみ一つも残さないで
悲しみ一つも残さないで
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