憂鬱が風に散らばり
吹き溜まって影になる
僕らの足音は無情を饒舌に諭す
君の瞳の深さを 覗き見て狼狽える
望みなどあったでしょうか この行く先には
おどけて笑うのは この道が暗いから
明かりを燈すのに 僕がいるでしょう
さよならごっこ 慣れたもんさ
でも手を振ったら泣いちゃった
僕らの真っ赤な悲しみが
暮れる暮れる そして夜が来る
当たり前にやってくる明日なら
行きたいなんて言わなかった
よせばいいのに夢見てしまう
未来未来 君のせいなんだ
♪
成し遂げねばならないこと
三日月にぶら下げて
彷徨う夜道にすら暗路は君の背に明るい
信じるには時間がいる ましてや他人だから
それでも道が同じなら 離れる理由もない
全てが終わったら 分かち合うために
誰かがいるでしょう 僕がいるでしょう
さよならごっこ 慣れたもんさ
でも手を振ったら泣いちゃった
僕らの真っ赤な悲しみが
暮れる暮れる そして夜が来る
初めからそこにある愛情なら
確かめ合うことは無かった
君にも連れ合う縁だから
触れる触れる 心の襟元
♪
辛さなら背負えるから
痛みなら分け合えるから
でも君のさだめまでは
肩代わりできなかった
別れは何度目でも相変わらず悲しいから
「別れるふりをするんだよ
さよならの遊びだよ
いつか必ず会えるって
自分を騙す遊びだよ
(いつか必ず会えるって)」
さよならごっこ 慣れたもんさ
でも手を振ったら泣いちゃった
僕らの真っ赤な噓だけが
濡れる 濡れる そして朝が来る
離れ離れになるってことは
一度は一つになれたかな
諦めと呼べば後ろめたい
さだめさだめ そう君は呼んだ
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