いつも後ろから見てた
いつも後ろから見てた
大きな肩幅もすこしもつれる歩幅も
見飽きたものなんてひとつもないのに
いつも隠れてみてた
いつも隠れてみてた
少し袖の長い制服も傷だらけの鞄も
それでも知らないことばかりだってのに
今日が最後なのは
どうしたってわかってるのに
もう決まってることなのに
何にも言えず終わりそうで
桜の木の下みんなと語り合うあなたが
あまりにもきれいで嫌に悲しかったのよ
ねえ先輩 (先輩 先輩 先輩) ねえ先輩
あたしのことを思い出にしないで
♪
いつも待ち伏せしてた
いつも待ち伏せしてた
登校時刻の昇降口であなた見かけたら
ベッドに入っても特別だったの
今日が最後だから あなたの後姿
目に焼き付ける でもやっぱり足りなくて
桜の木の下背の低い女の子とあなた
聞こえてしまうあなたの突き放す言葉
ねえ先輩 (先輩 先輩 先輩) ねえ先輩
あたしとあの子
なにも違わないかなあ
卒業式終わったのに
私の恋は終わってくれない
今日が終わって明日が来たら
私とあなたをつなぐものはひとつもないよ
♪
さよならのクラクションベル
あなたの駆け寄る先
年上のクールビューティー 特別な人
ねえ先輩 (先輩 先輩 先輩) ねえ先輩 (先輩 先輩)
何も言えないまま
桜の木の下みんなと語り合うあなたが
あまりにもきれいで嫌に悲しかったのよ
ねえ先輩 (先輩 先輩 先輩) ねえ先輩
私のことを決して忘れないでね
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