懐かしい夜の公園の中
小さな鉄棒で逆上がりをした
駆け上がってく夜空に浮かぶ
白い三日月
どこまでもキレイで
本当に大切なものなんて
指折り数えたら片手で足りてる
だからこれから
空いた左手で
君の手 握るから
僕ら どんな昨日だとしても今
そう 君と見るから意味があるし
「ありがとう」の言葉じゃ届かない夜
今も なんだかんだと泣き笑いして
明日なんて来なくたって
二人は続いてく
きっといつもそばにある
想い出だけを繋いでく
もしも僕らが出会わなくても
同じこの街で笑ってるだろう
それが何より失うことより
辛いことだと
今は気付いている
三年も前の自分なんて
まるで違う誰かのような気がして
だからこの先
今日の自分が
消えてく その前に
僕ら 手を伸ばして掴める距離が
そう 守ることのできる未来で
追い越すこともできず見上げてるけど
今も なんだかんだと泣き笑いして
言葉なんて無くしたって
二人は伝え合う
ずっと君と探してた
物語を歩いてく
僕ら どんな昨日だとしても今
そう 君と見るから意味があるし
「ありがとう」の言葉じゃ届かない夜
今も なんだかんだと泣き笑いして
明日なんて来なくたって
二人は続いてく
きっといつもそばにある
想い出だけを繋いでく
公園を出て坂を登れば
街を一望できる歩道橋
大きな夜景 幾千の輝きって
星空だけじゃないんだって
この灯りのどこかにある
君の家を見つけることができたら
願いが叶いそうで
声が聞きたくなったけど少し遅いから
留守電に残ってる君の声を聞きながら
見上げれば三日月に
少し近づいた気がする夜
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