物語はいつでも訪れる結末に
頷けないままエンドロールへ
この世界のどこかで まだ呼吸をしている
伽藍堂な僕を救い出して
心臓の鼓動を聴いて
思い出してしまったんだ
僕たちはひとりだったこと
フィクションの麻酔が効いて
僕ら笑い合っていた
あの瞬間は本当だったよな
いずれ去っていく嵐を憂いて
僕らは何度も 雨の中 藻搔いていたっけ
その姿はまるで 祈る様で美しかった
何もかも手放して 心だけを残した
それでも僕だと言ってくれますか?
この世界のどこかにまだあなたがいるなら
美しく踊るよ
忘れないでくれ 灯した光を
降り止みそうもない 雨に打たれ
涙が溢れてしまう前に 翳して
もう二度と消えることはない
扉を前にして立ち竦んでいる
僕らはもうはじまりの副作用を知ってる
それでも どうして ここへやってきたんだろう
今 扉を開く
物語はいつでも訪れる結末に
頷けないまま
いずれ去っていく嵐を憂いて
僕らは何度も 雨の中 藻搔いていたっけ
その姿はまるで 祈る様で美しかった
物語はいつでも訪れる結末に
頷けないままエンドロールへ
この世界のどこかで まだ呼吸をしている
伽藍堂な僕を救い出して
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