座り慣れた椅子の上で 一つずつ幕を閉じる
物語の余韻に身を任せ 指折り数え続けてる
音が響き 視界が開き まるで目が覚める様な
想像さえしなかった世界に いつの間にか立ってる
声を出せないほど笑って
やり過ぎなくらいはしゃいでた
もう一人の僕と手をつなぎながら
真っ白なスクリーンを走る
限りある時間に立ち向かって
分かち合える希望を探すんだ
目を背けたくなる様な事があっても
未来が待ち受けてるから
幸せに溢れた瞬間が
街灯みたいに儚い光でも
決してまぼろしではないこと
示すために歩いて行きたいのさ
作り上げてまた壊して この手に残る欠片を
寄り集めた確かなものだけが 生きてる証になる
瞬きさえ惜しむ様に
毎日を重ね続けたい
目を離すたびに消えてしまいそうな
かすかな予感だけを信じて
精一杯の力で届けるから
精一杯の力で受け止めて
イメージの可能性をどうか一緒に
追いかけ続けて欲しいんだ
夢の様な楽しい時間が
明日へ挑む僕らの胸の中
たった一秒残ればいい
包まれよう 灯りが落ちるまでは
やがて僕は年老い朽ち果てて
光は遠い点になるだろう
だけど今は目の前の希望の欠片
形にしたいと願うんだ
限りなく尊い瞬間を
ひとつずつ道の上に灯して
たった一人じゃ見えないもの
描き出そう 灯りが落ちるまでは
重ね合おう 果てしないイメージを
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