雨のにおいが 舞い込んだ午後六時ごろ
駆け出した足はもう止まらない
何か理由を 付けなきゃいけない事など
汗だくになった今ではどうでもいい
そうだな続けよう、と笑いあって
どこまで行けるか、と肩を叩く合図
青白く光る世界の 音を聞いた
乾いた土が 色づいてゆくたび
呼吸は熱を帯びる
夜が明けても そのままのスピードで
降りそそいで 流れ着いて
レイニーナイター 走れ
暑い日差しが 迫りくる午前五時でも
水しぶきは道を叩いて
騒ぐ僕らの 知らない綺麗なカタチを
作り出そうとしているみたいな空
こっからそこまでどれくらいだ
幼い頃から何を探してたんだ
両手を上げたら大きな 雲が落ちた
回した腕が 突き抜けるようにほら
雷鳴の声を起こす
街に着いても また次のスタートだ
鳴り響いて 積み重ねて
レイニーナイター 誇れ
声を合わせて(声を合わせて) Wow-Oh(Wow-Oh)
越えてゆけるさ(越えてゆけるさ) Wow-Oh(Wow-Oh)
選んだ今が 色づいてゆくたび
呼吸は熱を帯びる
いつになろうが そのままのスピードで
降りそそいで 流れ着いて
レイニーナイター 走れ
雨が呼ぶ方へと
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