交番を曲がれば 角の駄菓子屋の 向かいは豆腐屋で
こんな秋の夕暮れ あちこちから
秋刀魚(さんま)を焦がす匂いが 立ち込めた...
ひと昔 ふた昔 思い出せない月日が流れ
車を寄せて 眺めている まぼろしの路地
不審な顔で 往き交うのは 誰もみな しらない人々(ひと)だよ
ほら ワイパーの 向こう側 砂場でひとり 俺が遊ぶ
買い物かごを手に 微笑(わら)って見守る あれは若いお袋か
帰りたい あの頃へ ...帰れない
帰りたい あの頃へ ...帰れない
引越しのトラック 泣いて追って来た 隣の女の子
きっと今は初恋(こい)した 記憶(おぼえ)もなく
娘を嫁にやる日を 待つだろう
ひと昔 ふた昔 そして、いい年令(とし)数えてみても
何かを時に 探しに来る まぼろしの路地
親父と行った 弁天湯の 煙突が 居残るだけだが...
ほら 片隅の 公園で ブランコ高く 俺が漕ぐよ
天まで漕ごうとも 東京タワーの 尖(さき)を見えはしないのに
帰りたい あの頃へ ...帰れない
帰りたい あの頃へ ...帰れない
時間の扉の 鍵はもう どこかに落としてしまった...
帰りたい あの頃へ ...帰れない
帰りたい あの頃へ ...帰れない
暮らした界隈 町内(まち)はもう すっかり変わってしまった...
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