Kishore Kumar Hits

Sori Sawada - 魚と猫 şarkı sözleri

Sanatçı: Sori Sawada

albüm: 魚と猫


手元に何冊か残して好きだった本を売った。
あなたが薦めてくれた本は
売れなかった、なんてことはないんだよ。
猫が描かれた表紙だっけな。
誰かの手に渡るさ。
小銭は道に撒いて帰った。
棚には長い髪の毛が落ちている。
これからどうしようか。
コンロの焦げを少し落として
使いかけの牛乳の
雑な開け方があなたらしい。
「与えてくれなくたって、
伝えてくれるだけでよかった」
簡単なことだ。後から分かった。
あなたは悲しい時、泣けない人だ。
頼るのに慣れていなくて
優しいだけの人で終わった。
あなたを騙して悦に浸って
あなたも怖いまま、委ねてきたのに。
魚と猫。あなたと僕のよう。
手紙を書いても、お互い読まないし
捨てないし、大切にしそうだし、
春に花粉がなかったら好きだと言う。
同感だ。
手元に何冊か残した本もやがて捨てた。
窓には春が映えていました。
猫は魚を咥えず居なくなった。
履きやしない靴を買う
あなたの癖で埋まった棚に
何足か、隙間だけ。
どうせなら全部持っていけよ。
置いていくなよ。帰ってくるのかよ。
疲れている時だって
起こしてくれて別によかった。
すれ違うならぶつかった方がいいだろう。
言わなくてもわかってくれよ。
あなたは猫のようだ。
急に心ごと居なくなって。
簡単なことだ。後からわかった。
繋いだ手は、実は絡まっていただけなんだ。
ふと思い出すあなたは
耳元の髪を指で巻く。
1LDK、詰め込んだ関係。
涙と伸びきった袋麺を啜る。
がらんどうの心、部屋模様。
魚と猫。あなたと僕のよう。

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