のどが渇く 身体火照る プロペラ回さなきゃ
止まっていた あの風鈴が 優しく奏でる
懐かしいな でも寂しいな 鼻に止まる香り
少し焦げた記憶が 灯る
青々海に映る雲
Ah-oh, ah-oh お祭り気分で
カコカコ 砂利道を歩く
過去過去 平凡に過ごしていた
ソーダ 私はずっと瓶の中で
足がつかないプールの深い場所
泡にのまれたビー玉みたいに
ラムネのクレーターから空を見ている
そうさきっと何も変えられない
明日の自分にずっと甘えてる
溺れないように藻掻くだけだった
シュワシュワ気づいた涙浮かんで行く
♪
泣き虫な虫たちが アイスを溶かすの
長いベンチ 長い放置 心も錆びそう
余裕だったこの連休は だんだん消えてく
追い風だけが味方をした
青々海へ行く坂道
Ah-oh, ah-oh 膝を擦りむいた
カコカコ下駄になれなくて
過去から離れられないみたい
ソーダ 私はずっと瓶の中で
上も下も自由に泳げない
夏がすぎればここから出るの
ラムネのクレーターから海を見渡す
ただ浮かんでいるだけで眠たいな
もう夕方なんだと慌てちゃう
長いトンネルはまだ出口じゃない
特別にしたいと願う変わらない夏
♪
まだ終わってないだけ
ただ宿題が道を塞ぐ
そう石ころに躓いただけなの
嗚呼
今日を思い出す日はあるのだろうか
何もできないビー玉みたいに
凹んだ世界に囚われている
ぽっかり空いた夏休み
そうだ、瓶からビー玉取り出そうか
偶には帰り道を変えようか
泡に乗っかって押し返すように
ラムネのクレーターから空へ飛び出す
そうさ少しだけでも変わればいい
今の自分だけを信じればいい
長いトンネルは終わりが来るよ
シュワシュワ気づいた心浮かんで行く
♪
ラムネ色クレーターで覗く明日
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