忘れてしまうわ 貴方の事を
呪文のように唱えた 眩しすぎる九月
広げた両手を 走る曲線は
不確かな明日も 教えてはくれないし
たった ひとつ 失くしたものが
心 今も かき乱してく
なんて 弱いこんな私を きっと 誰も 誰も 知らないでしょう
世界のすべてに 背を向けるように
抱き合っては 眠った 長すぎる雨の日
なぜだろう? 落ちるは 深い青の底
満たして 三日月 音もなく滲む夜(よ)は
たった ひとつ 見えてたものが
愛じゃなくて 何だとゆうの
祈り 遠く 私を置いて 消えた想う どこにたどり着くの
もし 朝が来るのなら もし 時が戻るなら
答えてよ 優しい瞳(め)で そっと 言って 愛の言葉だけ
ひとつ ふたつ こぼれた涙 心 いつか なぐさめる日が
浮かぶ星は 静かに在るよ まるで 初めて恋した日
触れるだけで しあわせだった 花のように 揺れていたのに
ひとつだけを たった ひとつを 求めてるの私 子供のように
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