死に急ぐ者たちを両手で馬鹿にしたのは
裂傷が霧になり舞い散る街で耳を塞ぐのは
僕はもうこの世界に見捨てられたような気がしたから
桜を待つ過去の死体が綺麗だったから
必死に生きて生みだした僕の汗水たちが
なんの価値もない振りをしたままお金に変わっていく
嫌いな人へのお愛想も大好きなあの人への手紙も
削り落とした命が吸い取っていく
あなたの肌が愛しく心で打ち上がる
痛みが溶けるように過去になっていく
僕が僕である理由を傷だらけの駒に塗り込んできた
もう誰の気持ちもわかりやしない
そして今夢を諦めた
愚か者達が救われる日を
さよならで奪う世の中は
お金で満たされた耳じゃ聞こえない
♪
雨で溺れかけた両足が動かないから
ゲボを吐きながら泣き出した砂利道を思い出した
耳をすませば仲間がいて電話先にはあなたがいて
こんな日々を何年待っていただろう?
生温い命で随分悩んだみたいだ
体温と優しさで全て花になった
しょうもない日々で悩んで捨て去った者たちに蔑まれ
本当にしょうもない人生だったのだろうか
そして今意味を奪われた
耐え忍ぶもの達が認められる日は
栄光に飽和する花と愛情で
満たされた目じゃ探せない
♪
歌で世界を救いたい
歌で誰かを守りたい
歌で愛を教えたい
歌であなたを愛したい
とかなんとか言っちゃってそれ全部自分のためだろう?
幸せに騙された体で
歌なんて歌えない
音楽はわからない
さよならの意味すら忘れた
お金で満たされた耳じゃわからない
待ちわびた溢れ出す愛で
死にたくなるのなら今は求めない
生ぬるい幸せじゃ
僕らはここで終われない
♪
僕らが生きる意味を忘れない
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