歌う足音に
砂が舞ってた
折れた木の枝で
魔法かけたりした
果敢なフリして
行き慣れた場所を
答えなく歩いた
時が経つにつれて
答えだけ欲しくて
大事にしてた
記憶だけが
迷いを忘れさせる
たとえ空白に変わったとしても
君のことを思い出すから
強い逆光が差し込んだ日は
目を閉じるとかしてさ
つづけよう物語を
都合よく出来た
地図を描いた
気の弱い癖に
いつも主役だった
僕らは何度も
行き飽きた場所で
誇らしく笑ってた
だけどいつの日にか
僕らは僕になって
いらないはずの
さよならさえ
今はもういとしくて
長いトンネル抜けたらそこは
別世界と聞かされていた
暗い海底照らせばきっと
宝物があるとか
本気で話したよね
満天の夜
星座のように
どこまでも繋げますように
白い吐息が
色を増してきた
滲む世界を
押し隠すように
ふわり浮かぶ
シャボン玉のように膨らんで
煌めいて
弾けてた
いつだって
目を閉じた先で君に
会えるから
たとえ空白に変わったとしても
君のことを思い出すから
強い逆光が差し込んだ日は
目を閉じるとかしてさ
つづけよう物語を
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