現実感が無いまま 君の手を離す
お別れのベルが鳴っている
もう一回繋いでも こんな指先なんかじゃ
ねぼすけな君は起きない
ねえ こんなに歌っても
まだ心に意味を見いだせない
大切にしてきたものほど
この世界じゃ壊れていく
おやすみ
どんなに遠くに離れていても
泣いているのならボクが夢に会いに行くんだ
微睡の戸を叩いた 答えてユーフォリア
何度も幾度も繰り返してきた
意識を手放したなら
いらない 何もいらない
ただ今日も深く眠るだけ
いつものとこで待ち合わせしよう
夕焼けの落ちたバス停
こんなに綺麗で目を奪う景色を
何ひとつ疑いはしない
星をすくったシーツに乗って
羽ペンで描いた空を渡ろう
どうして どうして また夢が覚めた
教えて
愛の身勝手で生まれた意味を
神様の身勝手で忘れられる前に
こんな悲しいの世界は知りたくなかったよ
肩にかかる黒髪と 白いドレス 箱庭の中
頬を伝うものが ぽつりと
静寂に消えた
愛を 覚めぬような愛を
ふたりで探していこう
バイバイしたってボクら会えるよ
悲しいもの全部を忘れてしまおうよ
微睡の戸を叩いた 答えてユーフォリア
何度も幾度も繰り返してきた
意識を手放したなら
いらない 何もいらない
ただ今日も深く眠るだけだ
このまま深く眠るだけさ
夜空を歩く 君と手をつないで
これが守りたかった未来だった
知らないことは何一つ無いんだ
覚めない夢に落ちていく
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