燦爛と輝く人生
その実不安に蝕まれて
夢を語る日々に溺れ
ほら一兵卒に成り下がる
スキスキスキの十面相
その裏唾を吐き捨てていた
形無しだったの誰のこと
言うまでなく僕のこと
お願いもう放っておいて
欠片ほどの興味もない
君と競ったつもりもないのに
なんだよ 厭だなあ
誰かのために唄うだとか
もうそんな惰性聞き飽きてんだ
いちいち口に出さないと
気が済まないらしい
言いなりばかりの音楽で
人形のように踊ったら
君の言えることなんて
5文字にも満たない
そうだろう
♪
アイツが成果をあげたらしい
拍手喝采で一晩経った
君は親指をかじっては
あーだこーだと泣き喚く
甘言に涎を垂らし傀儡
透明な糸引きまして
吸っては吐いての繰り返し
同じ穴の狢
否定したって君が
肯定されるわけじゃない
雑言背負っては積み木崩して
厭だなあ 厭だなあ
赤点だらけの毎日は
存外退屈じゃないもんで
誰に笑われようとも
何ひとつ気にならない
憧れたものがあったのに
手さぐりの視界が惑わし
夢のひとつと知らずに
握りつぶしていた
今日の午後
♪
片手間で愛を謳っては
あいつが嫌い そいつが嫌い
どうでもいいようなことばかり
よだれ垂らしてさ
誰かを小馬鹿にした口で
君を守りたいとか
寒気のする台本に酔っている
誰かのために唄うだとか
もうそんな惰性聞き飽きてんだ
いちいち口に出さないと
気が済まないらしい
言いなりばかりの音楽で
人形のように踊ったら
目を背けることくらい
誰にも縋らずに決めてみろ
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