タオルケットに滲む香りを
こんなにも抱きしめている
「どこへも行かないで」
なんて言ってもしかたのないことだね
ただ紡いでゆく暮らしに
君の残した瞳に
胸をときめかせているのさ
ねえ 分かると思うんだ
どんな言葉で飾っても
どうにも格好つかないんだ
僕のダメなところを君は
嫌になるほど知っている
あの日嘘を付いたこと
謝りたいのだけれど
臆病な僕はまた冗談に
かえてやり過ごすのだろう
降りやまない雨の中
強く手を握った
もうそれだけでよかったんだ
僕らそれだけでいいよね
♪
君が小さくうなずけば
朝のコンビニに走るよ
暗くなるようなニュースには
今は触れないでおこうか
丸い背中を撫でながら
いつまでもこのままでいてと
神様は信じられないけど
祈るように眠るんだ
傷だらけの心は
愛へと続いてる
「こっちへおいで」と君のことを
何度でも僕が呼ぶから
君は扉を開けて
何度でも帰っておいで
二人は並んで夢を見る
あの日の約束通りに
♪
あの日の約束通りに
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