願いの言葉はいつだって不確かで
世界は目の前にあって
今のぼくにできることを探して 日は暮れてゆく
やさしい気持ちを捨てないで歩くんだね
思うようにいかないことって
胸の中で小さな一粒の真珠をつくってる
振り返ればそこには温かな笑顔があるけど
まだ何も言えずに ただ前を見て
立ち止まらぬように もっと腕をふって歩くんだ
泣き出さないように 遠くまで 遠くまで
出会いと別れを思うから歌うんだね
わかりたくないことだって ときにはある
この声をどこまでも ぼくは抱いてく
ざわめく街 ひとりきりで泳ぐ魚はぼくだよ
さよならも言わずに すれ違ってゆく
立ち止まらぬように もっと腕をふって歩くんだ
泣き出さないように 遠くまで
どこまでゆけばいいだろう
どうしてぼくは ずっと願うんだろう
誰かの心に ああ 届くまで
遠くまで
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