Ah やがては花を咲かせ
君の冷たい庭を彩りたいよ
そんな想いが合わさる度
あげたい色と花言葉に込める
Life is the flower for which
Love is the honey
「君を守りたい。」が形になり
僕に鋭いトゲを与えたんだろう
害虫だらけのこの世界は
病気ばかり運びすぐ枯らそうとする
どんな陽当たりの悪い場所からも
太陽を求め草木が伸びる様に
君がうつむくガーデンチェアーまでツタを絡める
荒れた庭に寂しそうな君を見つけた
僕は土の下で眠るのをやめよう
たった一輪でも差し色には明るい色を
君の側で強く咲きたいと願う
たとえ水をくれない日でも
溺れる程愛が溢れる日でも
「君を守りたい。」が形になり
僕に鋭いトゲを与えたんだろう
害虫だらけのこの世界から
何度君を閉じ込めようとしたと思う?
いばらが取り囲む瓦礫の城
それはまるでおとぎ話の様に
鋼鉄製のトレリスに這いツタを絡める
荒れた庭に寂しそうな君を見つけた
僕は土の下で眠るのをやめよう
たった一輪でも差し色には明るい色を
君の側で強く咲きたいと願う
枯れかけた心はハサミで落とし
'したい'ばかりが膨らんで行く蕾
ふと気付く死んだ地の上で
愛を肥料に見立て食らう
会いたいよ
触れたいよ
聞きたいよ
知りたいよってさ
誰かの気持ち背負いながらツタを絡める
育てるには骨の折れる僕にも何故か
贈り物としての価値があると云う
それなら荒れた庭でしおれそうな僕を摘み取って
好きな数を
好きな色を
好きなだけ
たった一輪でも「君しかいない。」
そう伝えるから
君の側で強く咲きたいと願う
愛を繋ぐ気高い花として
くぐり抜けて華やかなアーチ
花言葉も示している様に
1人1人に大切な役割
やがて君も強く咲いて欲しい
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