吊り籠の中で生まれた僕ら
じゃあどう生きていこうか
その手にある自由を
♪
あの日憧れた青色は
ハリボテの内側の空だった
どこか窮屈に感じるのは
周りを窺って 端の方を歩くから
ここにいるのは誰のため
吊り籠の中で生まれた僕ら
夢見ることも忘れていないか
息苦しい世界だけど僕ら
出来ることはないか
見てみたくないか
運命の過誤を
♪
同じ教室に同じ顔
詰め込まれ 飼いならされてきた
もしも レールから落ちてしまえば
助けなど来なくて 立ち止まるしかないんだと
いくらでも道はあるのに
吊り籠の中でもがいた僕ら
掴んだ今を失えば終わりだと
信じてしまった臆病な僕ら
気づけたのならば
すぐに始めてみようか
別にそこで嘆いて浸るのだって
殻にこもって黙るのだって
壁を壊してみるのだって
僕らの自由でいいんだ
どうせなら僕は
もっと見てみたいよ
知りたいし聞きたい
醜いのも美しいのも
この目に映せるだけ
♪
変えられない過去があって
退屈な籠も変わらなくて
また嫌になるけど その先は
この物語は ただ思うままに
綴って良いはずなんだ
吊り籠の中で生まれた僕ら
泣き喚いてたって何も変わらないから
動き出せ 腫れ上がった目を擦って
飛び立つ覚悟はできたか
服は乱れたままでいい
さぁ見に行こう 自由なあなたを
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