砕けた心が濾過できなくて
涙はそっと枯れてゆく
もう一粒も流れなくて
可笑しいよねって笑ってる
酷烈な人生
あなたを遮る迷路の荊棘
濁世の闇 立ちはだかる
君は誰よりも憂う人
だから今僕らは溺れかけてる寸前だろう
正しい呼吸に救われた
今はいつか死ぬために生きてるだけだ
♪
雨が嫌いなわけを知ると
深いところで思い出すこと
そう大粒のシャボン玉なら
きっとふわふわでしとしと
地面の色を見て歩く
水溜りのない場所 選んでる
さては不遇な道を逸れるため
自己防衛だってするんでしょう
僕は今人間です
今日も明日もその次の日も
認めるのはそのくらいでいい
みんな別々の息を食べてる
そう君も今人間です
その姿が嫌いなだけで
憎めないよ優しいから
君は誰の為にも願う人
ひとひらの花が散るために
水も土も光もその種も
僕の目の前にあるものが
その意味も過去も未来も
ひとつと欠けると生まれないぜ
僕も君もあの人も
なんでもないと言いながら
過去の荷物を君に背負わせる
運命が通せんぼする
勘違い自業自得だよ
でも状況が良くないからね
逃げたいよね生きたいよね
この身体を投げ出す
その瞬間があるとすれば
この世の闇切り裂いてさ
ここに生まれた意味を探そうか
終わりの始まり
始まれば最後の人生だから
途方もない旅の末に
今しかない「時」があるのだろう
雨に溺れることはないな
それでもなんだか息苦しいな
いつか死ぬために生きてるなんて
それならさそれならば
もう壊れない壊れない
壊れない心の鐘を鳴らそう
曇天だろう
泥まみれさ どこもかしこも
今この世の行方を
遮る迷路に線を引こうぜ
その線がさ重なる地図
君を照らすために咲く花さ
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