古い街を歩く
思い出さえ 一人歩く
こんな春なら忘れたいの
桜 散るように
青い空を撫でる
私 跳ねるソーダみたい
こんな夏空掴めないよ
ぽつり にわか雨
それでもきっとまた
戻ってくる
痛いの飛んで行けって
舞うように 奪うように
居たいだけ 願ったって
さよなら って
簡単に裏切られてしまうのなら
初めから何も無かったことにしよう
未来を見据えていたって
足元さえ 覚束なくて
何もかもが手につかなくなるくらいなら
さよなら にバイバイしたいね
私は私でいたいから
♪
この身に絡みつく
奪われてく温度みたい
そんな秋に 枯れてくような
染まる 朱模様
轍の上歩く
溜息さえ 白く残る
こんな冬なら 染めてくれよ
涙 霞むまで
忘れようとしても
漂っている
期待だけ握らせといて
酔うように 喰らうように
痛みだけ背負ったまま
さよなら?って
簡単に忘れることできないから
初めから何も無かったことにしよう
ずっと騙されてる性で
感覚さえ 鈍くなって
答えすらもこの身を守る手段さえも
何処かに置き去りにしたから
いっそ さよなら で誤魔化したいよ
私は私でいたいから
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