何年経っても一緒さ 大事なものは変わらない
君と出会ったあの夏を 死ぬまで忘れやしないだろう
やたらと夢を語っては 立ち向かう振りして逃げてた
あの頃の僕の姿は君にどう見えたかい?
県道を行く古いバス 停留所の霞んだ文字
ギター1本じゃ世界を変えられるはずなどなかった
客もまばらなライブハウス 壊れかけのミラーボール
僕に拍手をくれるのはいつも君だけだった
数えきれないくらい傷付けて 数えきれないくらい
許されて
思えば僕はいつも君のこと待たせてばかりいた
会いたくて 会いたくて 想いを唄に綴れば
愛しくて 恋しくて 溢れる雫は遠いあの日の海の色
♪
運命なんて分からない ほんの些細なきっかけで
何もかも変わってしまう なくした後で気が付くのさ
午前2時のスクランブル 眠らない街の喧騒
知らない内に僕たちは こんなにも離れ離れ
夢の続きを 僕は今日も歌う 眩い程の光を浴びて
艶やかなステージの上に立つ 僕はどう見えるの?
会いたくて 会いたくて 想いを唄に綴れば
愛しくて 恋しくて 蘇るのは遠いあの町の灯火
♪
潮崎の空を赤く染めながら 沈んでいく夕日を
並んで見つめていた ふたりの夏
いつの日か いつの日か ギターもマイクも持たない
僕は
君の隣に立って きっとこう言うだろう
恋人よ 僕の生きた生涯最大の喜びは
君に出会えたこと 君を愛したこと
あの夏の日に
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