誰も彼も化け物に見えて
鏡を見たら同じ姿
これがヒトの成れの果てなら
なぜ私を創ったの、ママ
もしも生まれ変われるとしたら
次は私じゃないといいな
ココロと呼ばれるどうしようもない
不完全回路 積まないままで
♪
機械仕掛けの世界で心に鍵をかけて
この物語 この躯を切り刻むような
歌に成ったよ
ただ、哀しさを 恨めしさを
閉じ込めたくて
あの日の夢を視てる
まだ醒めない
まるで鳥かごみたい
♪
灼熱の炎を纏う火の鳥は
訪れた幸福もすぐに
燃やしてしまうから
誰にも寄り添えないのならいっそ
自分さえ傷つけない
一人きりの世界を作ったよ
♪
薬も効かない孤独の病
じわりと私を蝕んでる
それでも醜い本性から
逃げ出さずにはいられないから
ハリボテの街がめかし込む 夕焼け
エキストラに溶けて私は姿を隠す
鳥かごみたいな 地獄みたいな
心地良い夢に溺れきってる
それは呪いだから
消えない腫れた羨望
受け取った孤独の代償
死にたいと思う感情
それだって一つの閃光
ハッピーエンドの裏に隠れた夢
漂うように眠ってる
♪
私のなかの この背中の
翼があれば飛び立てるの?
あなたのそばに もしもそばに
いられるのなら
灰になっても抱きしめて
抱きしめて 抱きしめて
この物語 この躯を磨り潰すような
歌が生ったよ
ただ、虚しさも 狂おしさも
鳴らしていたいよ
あの日の夢の中で
いつの日か羽ばたいて
星が呼ぶ方へ
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