夢も愛も何もない こんな命がなければ
僕ら 傷も嘘も痛みも知らずにいれた
今も 目も綾な思い出が明日を攫う
そうだ いっそ朝が来なけりゃいいと思ったんだ
♪
どんなものもいつか終わりがあることを
枯れない花なんてないことだって 疾うにわかってる
吐いて 切らして 欠いて 奪って 繰り返す
こんなに無為な鼓動が続く理由は今もわからない
どうして同じ傷なのに
まだ僕だけ癒えずに血が流れているんだ
降りた遮断桿の向こう側
あの日のままの君が笑うから
夢も愛も何もない こんな命がなければ
僕ら 傷も嘘も痛みも知らずにいれた
この世界に解はない そんなことわかってるんだよ
だけど 一つくらいでいいから 夢を見たい
何度詠っても 何度紡いだって 足りず叫いて
消えないようにと何千回だって 君を綴れど
どんな言葉も どんな思いだって 過去に変わって
君を想っても 痛みのない 時が来てしまうだろうか
♪
どうか強く生きてなんて言えないな
消えたい僕が今日ものうのうと どうして息をしている?
帰り道の何気ないさよならも
いつしか二人を別つ最後になるから
また君を書いて 僕は心を欠いて
然うして大人ぶって失くして
言いたいことなんて
きっと何もないんだよ
無様に命が叫んでいるだけだ
♪
嘘だけがこの空白を埋められるのか
傘も差さないまま雨の中 君を待っていた
夢も愛も何もないこんな命がなければ
僕ら 傷も嘘も痛みも知らずにいれた
この世界に解はない そんなことわかってるんだよ
そして徒爾な人生で終わるそれだけだ
違うきっとそうじゃないこんな命がなければ
僕は君に巡り逢えなかったんだよ
変わらない 叶わない こんな世界 なんて云うほど
誰も来たる明日を 未来を知り得ないだろう
いつか君が教えてくれた 生きる理由
なら どうか忘れ方も教えてくれよ
歌も 言葉も 人生の価値も 笑い方も
嘘も 優しさも 君がくれた全てが僕を創る
♪
何度詠っても 何度紡いだって 描くのはいつも君だ
またいつか逢えるその日まで おやすみ
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