拙い風が運びゆく花びら
どれも儚くて危うげで
移ろう時間(とき)みたいだ
変わってしまった景色に
大人は目を瞑っている
美しい記憶をかたどって
彷徨って 僕ら生きている
星が明日も同じ場所で光るように
決して変わらないものがある
曖昧だった世界に咲かせる僕の願い
歪んだ感情も ほら綺麗に澄み切ってゆく
永遠に咲き誇る造花が そう、紡ぐんだ
彼方へ 彼方へ向け(届け) 花は輝いた
君と創る世界
枯れ果て 捨てられた誰かの夢は
どれも無駄じゃなく 尊くて
心に仕舞い込んだ
昨日を振り返るより
未来に夢中になっている
理想の花びらを持ち寄って
向き合って 花に名をつけた
募る想い 一輪の造花に込めて
そっと伝えたいことがある
曖昧だった世界を切り取った夢のカタチ
浮かんだ不安も ほら夜空に舞い散ってゆく
永遠が持つ価値を僕らが そう、示すんだ
彼方へ 彼方へ向け(届け) 花が囁いた
限りない想いが色を染め
笑う花をあの空にかざした
約束を交わして
君が望む未来
人の出会い 少しずつ継ぎ足した枝を
ずっと残したい場所がある
曖昧だった世界に咲かせる僕の願い
歪んだ感情も ほら綺麗に澄み切ってゆく
永遠に咲き誇る造花が そう、紡ぐんだ
彼方へ 彼方へ向け(届け) 花は輝いた
君と創る世界
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