渦描く 暮れなずんだ空を
染めた赤はやがて黒く濁る
幾夜にも響き渡る歌の
音は止まり 潮騒だけ
出会い別れ巡る輪廻
掬い上げた両の手から
零れ落ちて逃げ行く前にどうか
さようなら
愛しいあなたへ捧げる歌を
最後のその時まで
素敵な思い出を運んでくれた
想いの全て
Rest in Peace my Dear
花が咲き 大地は目を覚ます
いずれは来る終わりを恐れずに
最初から生まれて来なければ
そんな声で傷を癒す
「どうか聞こえたなら
いつものように返事をして」
何て言って本音を確かめた
さようなら
愛しいあなたへ捧げる歌を
伝う頬の雫が
何よりも美しいものであるのか
知る術もない
Rest in Peace my Dear
天高く上った命の灯たち
その輪の中を外れ
共に居てくれるとあなたは言ったから
私は...
ありがとう
愛しいあなたをただ偲ぶ歌
最後のその時まで
素敵な思い出を運んでくれた
想いの全てを永遠に忘れない
眩い蒼の宝物庫で
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