選べないほど大切なものが二つあったんだ
どちらも深く僕の胸に根付いてる
ホントの強さが何かまだよく分からないけど
泣いた数だけ強くなれたらいいのになぁ
何度も何度もこぼれて あぁあぁ
答えを出すのはそんな難しい事じゃなくて
開いた穴の埋め方がわからないだけなの
もしかしたらもう二度と埋まらない? と思うから
何かを捨てることに臆病になってく
変わらないものがあるなど
信じられるほど子供じゃなくて
指絡め交わした言葉に
嘘も偽りもひとつもなかったから
笑顔のままじゃ言えない言葉で
僕の心に刻み付けた
君の影と
今日の空を
言葉にした瞬間にまた迷いが絡み付く
思うとおりにすればいいと君は笑う
どうしてこんなに強く思うことは出来るのに
どうしてずっと傍にいられないんだろう
離れても大丈夫だと
笑えるほどには大人じゃなくて
いつもなら泣くのは君なのに
おぼれそうな程に染まるオレンジの夕焼け
笑顔のままで受け取る言葉は
君の心にそんな空を
どんな僕を
焼きつけたの
変わっても離れていても
積み上げたものは無くならないよと
閉じていた世界が広がる
白く伸びた細い腕で僕の背中押すから
泣き笑いでかっこうつかないけれど
今の僕ごと憶えていて
指絡め交わした言葉に
嘘も偽りもひとつもなかったから
いつかきっとも一度会えたとき
君の隣で笑えるよう
途切れた日々が
僕らの距離が
繋がるように
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