面影を少し残すように
淡い花の色に染まる今
♪
空ばかり見てつまずくなんてあの子らしくていいな
憧れるだけ憧れたなら次はあたしの番でしょう
そうやって積み重ねたふたり分の日
止まった時計も指の先ひとつで動き出すよ
面影を少し残すように淡い花の色に染まれ
懐しむほどに薄れない 愛し声は今も響く あたしの中
春の手前で立ち止まるたび蘇る物語
助走をつけて飛び越えた夏 擦り剥いたヒザの痛み
何も消えはしないよ 零れ落ちても
いつかまた会えたら誇れるあたしでいられるように
ともしびを胸に秘めながら渡り鳥のように歌え
ココロまで二度とはぐれない 目指す場所が帰る場所があるから
♪
夢を見るの 遠くなるの 夢中で走り抜けた道
未来のあの子の後ろ姿
面影を少し残すように淡い花の色に染まる
涙でふやけた胸の奥 愛し声が響く 響く
ともしびに今をくべながら渡り鳥のように歌え
ココロまで二度とはぐれない 目指す場所は帰る場所は
あたしの中 咲き続ける
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